ゆかいなもっきん

木琴  イラスト に対する画像結果

先生「手拍子、チャチャッ! どうぞ。」

児童 チャチャッ (手拍子)
先生「最後のチャッは、軽くね。」
児童 チャチャッ (手拍子)
先生「いいね、はずんで!」
児童 チャチャッ (手拍子)

先生「私が『ゆかいなもっきん』を歌います。

 

   みんなは、二回、こことここでチャチャッって手拍子をしよう。」


   歌詞カードを貼り、チャチャッのカードを二か所上に貼る。

児童 先生の歌を聞き、二か所、手拍子する。
先生「うまい!! 一回でできたね。じゃあ、これもできるかな?」

先生「どうぞ!」
児童 チャッ
先生「勢いをつけて!」
児童 チャッ!
先生「勢い付いて、鋭くなったね。


   また、私が歌うので、三か所、鋭くチャッ!と手拍子しよう。」


   歌詞カードにチャッのカードを三か所、貼る。

先生「2足す3はー?」
児童「5!!」


先生「正解。五か所で手拍子しよう。」


児童 先生の歌に合わせて、手拍子を五か所でする。


先生「すごーい!切れ味いいねぇ~。じゃ、もっと速く歌うよ。付いてきてね。」


児童 先生の速い歌に合わせて手拍子する。


先生「ナイス!できたね。まぐれかもしれないから(笑)、もう一度やってみよう。」


児童 手拍子する。


先生「ウン、実力だね。速さを元に戻します。歌えそうなところは、私と一緒に歌ってみよう。」


児童 歌いながら手拍子する。


 何回か、このような流れで歌ったり手拍子したりして、リズムを楽しみながら、歌を覚える。

 

 繰り返しやっていると、児童の方から、「先生、コンコンコンのところ、おっとっとって感じで、足を動かしていいですか。」と言ってくることがありました。


 即、採用!


 「あっちいっちゃコンコンコン」で右におっとっと・・・
 「こっちきちゃコンコンコン」で左におっとっと・・・


みんな笑顔で、おっとっと・・・
もちろん、立って歌ってくださいね。


子ザル  イラスト に対する画像結果

先生「『ゆかいなもっきん』を手拍子、足の動きを付けて歌います。立ちましょう!」

児童「チャチャッ」「チャッ」で手拍子。「コンコンコン」で右へ、左へおっとっと。そして歌う。
先生「上手にできたね、拍手の音が軽い。」

 

先生「ドレミで歌います。みんなは、ドレミのところだけ、私は全部歌います。」
児童 太字のドレミのところだけ歌う。


先生「テンポ上げて。」
児童 ドレミだけ歌う。


先生「ミだけ歌います。」上げたテンポのままで歌う。
児童 ミだけ歌う。


先生「クラスを三つに分けます。ここはミ、真中はレ、ここはド。」
児童 分かれて歌う。

*教育芸術社の資料から。

 

 

先生「ドレミに体の動きをつけます。ドは気を付け、レは少し手を上げて、ミは腰に手を。やってみよう。」

先生「リコーダーのパートを歌います。聞いて覚えよう。」ピアノ伴奏を付けて軽快に歌う。
児童 聞く。


先生「みんなも一緒に。」
児童 階名で歌う。


先生「先生は抜けます、みんなだけで歌います。」
児童 歌う。


先生「リコーダーの練習、どうぞ。」
児童 それぞれリコーダーの練習を始める。


先生 ピアノ伴奏する。
児童 伴奏に合わせてリコーダーを演奏する。

 

先生「さっき歌ったミレドは木琴で演奏します。順番を決めます。

 

   木琴を演奏しない人は、リコーダーを吹きます。」

 

   順番を決める。

 

   もう一度、階名で歌ってから、それぞれの楽器に挑戦する。


 ここまでで、リコーダーと木琴が合奏になりました。

 

 

 打楽器もすぐに入れられます。「チャチャッ」と「チャッ」「コンコンコン」に打楽器を当てます。

児童と相談してもいいですね。


「コンコンコン」を木製の楽器を割り当てられたらすばらしいです。

(この「コンコンコン」は丸木の上でおっとっとになっている様子なので)


「チャチャッ」は残響が残らない楽器がいいと思います。


「チャッ」も残響が残らないもので、ちょっとかわいらしい音がでるものか、

愉快な音がでるものにして、印象的にしたいですね。

 

 こんなふうに、あっという間に楽しい合奏になります。


イースターエッグイラスト に対する画像結果

先生「『ゆかいなまきば』を歌います。『チャチャッ』『チャ』は手拍子。」
児童 歌いながら、休符のところに手拍子を入れる。


先生「少しテンポを速くします。手拍子、パッと入ってきてね。」
児童 歌いながら手拍子する。


先生「手拍子、上手!」

 

 

先生「音当てクイズ!この卵の中に入っているものを当てよう。音だけを頼りに当ててください。」
   イースター用のプラスティックに小物を入れる。

先生「第一問。よーく音を聞いてね。」チャチャッ!鳴らす。
児童「う~ん・・・」「なんだろう・・・」「もう一回!」
先生 チャチャッ!鳴らす。
児童「コメ。」「堅いもの。」
先生「ヒント、洋服についている。」チャチャッ!鳴らす。
児童「あっ、ボタンだ。」
先生「正解!」中を見せる。

先生「第二問。よーく聞いて。」チャチャッ!鳴らす。
   第一問と同様に進める。

先生「第三問。どちらのマラカスに小石が入っているでしょうか。」

 

   二つのマラカスを交互に鳴らす。


児童「分かった!!黄色の卵の方。」


先生「正解!このマラカスを配ります。チャチャッのところで鳴らそう。」

 

   二つの殻を割って中を見せる。オレンジは木の実。
   ひとりひとりに配る。


児童 歌に合わせて卵マラカスを演奏する。

 


 音当てクイズで、中身がちがうと音がちがうことが分かりました。それぞれの、異なる音を楽しんで演奏してくれたかな?

 

 マラカスは、中に入っているものを卵の殻に当てて音を出します。

 

ただ「振る」というよりは、殻に「当てる」ように意識すると切れ味のいい音がします。


 どうやったら、いい音になるか、児童に考えさせたり、いい音を出している児童を取り上げたり、

先生が見本をみせてもいいですね。
 
 イースター用に買ってあったプラスティックのカラフル卵。4月5日のイースターを過ぎてから思い出し、せっかく出したので楽器にしてみました。

 

 この「ゆかいなもっきん」は、歌とリズムの学習の後、合奏にする予定です。