あわてんぼうの歌


用意するもの  ・教科書   ・歌詞カード(3番まで3枚)

 

学習活動    ・曲を聴く。

        ・覚える。

        ・歌詞に合った歌い方を工夫する。

        ・手拍子、足踏みを入れる。

 

ウキウキポイント ♡歌詞に出てくるあわてんぼうさんは、本当にあわてんぼう!!(笑)

         ♡「タッタッタッタ」走る感じを出して歌う。

         ♡休符のところに手拍子を入れて、リズムを楽しむ。

 

 


先生「自分のことをあわてんぼうだと思う人?
児童「はい!うわばきを持ってこようと思ってたのに、

   他のことしていたら忘れちゃいました。」
先生「あわてんぼうだね。

   先生は、朝急いでいて、左と右、違う靴をはいて学校にきちゃいました。」
児童「あわてんぼうですねぇー。」


先生「今から聞く歌に出てくる人も、とてもあわてんぼうです。
   あわてんぼうは、どんな失敗をしちゃったか、よく聞こう。」

~「あわてんぼうの歌」(まどみちお日本語詞・ドイツ民謡)を1・2・3番、続けて聞く。~

 

先生「1番では、どんな失敗した?
児童「用事を聞かないで、おつかいに行っちゃった。」


先生「2番では?」
児童「お金を持たないでお使いに行っちゃった。」


先生「3番は?」
児童「買った物を持たないで、帰って来ちゃった。」


先生「私はこの三つの失敗、全部やったことがあります。」
児童「えーっ!」「ぼくも!」


先生「タッタッタッタッタって、何をしてるみたい?」
児童「走ってる。」
先生「落ち着いて考えないで、すぐに走りだしちゃうのかな・・・
   もう一回、3番までかけます。おぼえよう。」

 

~出だしの「あわてんぼう」や「いっちょうめ、にちょうめ、さんちょうめ」など

 八分音符の長さで、言葉がいくつか入るところだけ、取り出して練習する。~

 

先生「上手に歌えるようになったね。
   では、黒板の歌詞カードを見よう。赤い印がついているときに手拍子をしよう。」
先生は、児童と一緒に、歌いながら手拍子する。
~休符のところで、手拍子を入れる~

先生「上手にできたね。その瞬間にパッと入ってきて、とてもいい感じ。」
児童「もっと速くてもできるよ。」
先生「それでは、少し速くしてみよう。」


~「少し速く」から「とても速く」までやってみる。~

 

先生「すごーい!!できた!
   では、今度は足踏みも入れてみよう。」


あわてんぼうのおつかい ようじもきかず🈐
あわててかけだす タッタッタッタッタ🈐🈐
いっちょうめのかどで🈐 きがついてかえる🈐
ようじはなんだっけ タッタッタッタッタ🈐🈐

 



先生「赤い線のところは、手拍子。青い線のところは、足踏み。
   歌いながらやってみよう。」

   八分音符の長さで。


~全体を通した後、最後の「足、手、足、手、足、手、手」のところだけ取り出して練習する。~

 

先生「できるようになったから、だんだん、速くするよ。」


~「少し速い」から「とても速い」「超速い」まで挑戦する。~


児童「うわぁー、はやーい!!」と言いながらリズムを取る。

 

先生「この歌を鍵盤ハーモニカでやってみよう。
   まず、ドレミファで歌うよ。」
~階名唱が定着したら、鍵盤ハーモニカで吹く。


 指の動きが難しい「ミドレシド」を指番号を確認しながら練習する。


 全員がこの曲を練習しているとき、先生は「ミドレシド」だけひとりひとり指導して回る。~

 

先生「みんなで合わせてみよう。」
児童「ミソソミレファファレ・・・・」

 

~鍵盤ハーモニカに合わせて、打楽器を演奏する。

 前に練習した手拍子・足踏みに打楽器をそれぞれ合わせてもおもしろい。

(例*手拍子・・タンバリン、ウッドブロック。足踏み・・大太鼓。)~