あわてんぼうのサンタクロース

用意するもの  ・歌集   ・歌詞カード5番 1枚   ・イラスト 10枚

 

学習活動    ・歌う。

        ・愉快な場面を想像する。

        ・歌詞に合った歌い方を工夫する。

        ・歌詞に合わせて、楽器を入れる。

 

ウキウキポイント ♡歌詞に出てくるサンタクロースさんは、本当にあわてんぼう!!(笑)

         ♡愉快な場面のイラストを見て、クスッとしながら歌う。

         ♡歌詞の言葉に合わせて、打楽器(または振り付け)を入れて楽しむ。


 


先生「もうすぐクリスマスだね。
   クリスマス前に来ちゃったサンタクロースの歌を知ってる?」
児童「あーっ、分かった!」

  「あわてんぼうのサンタクロース!!」
先生「そう!あわてんぼうのサンタクロース。


   あわてんぼうだから、クリスマス前に来ちゃって、あわてんぼうだから、煙突のぞいて落っこちちゃうんだね。歌えるかな?」
児童「大丈夫、知ってる。」


先生「歌集の○ページを開こう。」
児童 ピアノ伴奏に合わせて、歌集を見ながら、5番まで歌う。


次の授業・・・
先生「今日は、絵(イラスト)を見ながら『あわてんぼうのサンタクロース』を歌います。
   どんな場面か、想像しながら歌っていこう。
   歌詞は、だいたい覚えているね。」
児童「はい。」「たぶん・・・」


先生 CDをかける。
   CDに合わせて、1番につき2枚ある絵を黒板にはりながら歌っていく。
   間奏の間に、場面の様子を想像できるような言葉をかける。
児童 絵を見ながら歌う。

 

音楽センター発行 青い地球は誰のもの より
音楽センター発行 青い地球は誰のもの より

上記のイラストを参考に絵を描きました。

1番


2番


3番


4番


5番


次の授業・・・


先生「この前、『あわてんぼうのサンタクロース』を 絵を見ながら歌ったね。
   歌詞をよく覚えていたよ。絵を見て場面の様子を想像しながら歌えました。

 

   5番の難しいところだけ、もう一回確認します。


   最初は、『りんりんりん』、

   次は『チャチャチャ』・・・」というように、

   鳴る音の順番とその回数を歌詞を見ながら確かめる。


児童 絵を見ながら5番まで歌う。


先生「今日は、この歌に打楽器のリズムを入れていこう。
   『りんりんりん』のところは、どんな打楽器がピッタリだと思う?」
児童「トライアングルがいいと思う。」

  「ミュージックベルがぴったり。」

   というように、「ドン」「チャ」「シャララン」に合う打楽器を選ぶ。


 *「リン」・・・トライアングル 
  「ドン」・・・ドラムの一番大きいタムまたは大太鼓
  「チャ」・・・カスタネット
  「シャララン」・・・タンブリン


児童 上記の打楽器を分担して、歌に合わせて、その打楽器の言葉が出てくるときだけ、

   演奏する。
先生 5番の打楽器の出方が難しいので、タイミングや打つ回数などを先生の指で表したり、

   向きで示したりして指示する。
 
(打楽器を使わないときは、


  「リン」・・・片手を上にあげて振る
  「ドン」・・・床を足で鳴らす
     「チャ」・・・手拍子
  「シャララン」・・・片手を上にあげてフリフリしながら下におろしてくる


  というように、手や足を使って楽しみます。)

 

「あわてんぼうのサンタクロース」の他に、「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」も歌う。


 大きな歌詞カードに歌い方の工夫を書き込んでいく。

「赤鼻のトナカイ」

赤鼻のトナカイ 後半部分
赤鼻のトナカイ 後半部分

「♪おまえのはながー」でだんだん強くし、

「やくに」で一番強く、

「たつのさ」でだんだん弱く。


 この表現を先生が手を使ってニュアンスを伝える。

 

 歌いながら、手をだんだん挙げていき、一番上で強く空中を叩き、だんだん手を下していく。


 歌詞カードの文字と記号、先生の身体表現を見て、児童の表現は、かっこよく盛り上がります。

「ジングルベル」